国家環境保護部はこのほど、大気汚染が深刻な9月の10都市を発表、うち6都市が石家庄、邯鄲など河北省の都市だったことを明らかにした。中国新聞網が28日伝えた。
河北省以外は太原(山西)、鄭州(河南)、西安(陝西)、済南(山東)の4都市だった。
同部によると、全国の一定規模以上の388都市で大気汚染物質の平均濃度はPM2.5(微小粒子状物質)が前年同月比16.7%減の30μg/m3(マイクログラム/立方メートル)、PM10は6.2%減の60μg/m3だった。
北京・天津・河北(京津冀)地区の13都市は9月の大気汚染物質の平均濃度はPM2.5が前年同期比横ばいの52μg/m3PM10は15.2%増の106μg/m3だった。
長江デルタ地区の25都市はPM2.5が30μg/m3、PM10が51μg/m3。珠江デルタ地区はPM2.5が30μg/m3、PM10が47μg/m3で、両地区とも「国家2級年平均濃度基準」を満たしていた。