中央気象台によると、台風20号(カーヌン)は16日午前4時、広東省南西部の徐聞県に上陸した。台風20号は影響する時間が長く範囲が広いのが特徴で、広東のほか、浙江、上海、福建の各省・市、台湾で14日から大雨となっている。人民網が16日伝えた。
台風20号は16日の日中、広西チワン族自治区沖の北部湾に入り南西方向に移動。ベトナム北西部沿岸に向かう見通し。
東網によると、台風20号の影響で15日午後3時半までに、海南省海口市の海口美蘭国際空港では267便、海南省三亜市の三亜鳳凰国際空港でも28便が欠航した。海南省の小中学校は16日休校となった。