北京当局が陳情者1000人を拘束、党大会前に治安活動強化

 北京市の警察は8日夜、郊外の大興、房山両区で、同市で中央政府への陳情のため滞在中の地方出身者約1000人を安全検査を理由に拘束した。10月18日、北京市で始まる中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に備えた治安活動強化の一環とみられる。香港のニュースサイト、東網が伝えた。

 両区には地方出身の陳情者が民家などを借り長期滞在している。北京警察は陳情者の出身地の警察と協力、8日夜に一斉に各戸を検査し、陳情者と分かると直ちに拘束した。地元民も報酬をもらい陳情者の洗い出しに協力しているもようだ。
 
タイトルとURLをコピーしました