米航空宇宙局(NASA)によると、4日午後8時7分(北京時間)、雲南省香格里拉市の北西40キロ地点で、小惑星が地球と衝突し爆発した。爆発規模はTNT火薬換算で540トンで、2014年、内モンゴル自治区シリンゴル盟上空で起きた衝突時を上回った。小惑星は地上40キロで爆発したため、隕石が燃え尽きずに地上に落下したとみられる。鳳凰網が5日伝えた。
中国地震台網によると、中国当局も4日午後8時9分ごろ、雲南省北西部で隕石の衝突を記録した。衝突の威力はマグニチュード(M)2.1の地震と同じだった。けが人の情報はない。
香格里拉市政府は、落下場所付近の地方政府に隕石の捜索を命じた。7日午後7時現在、まだ見つかっていない。