北京鉄道警察が反テロ演習、駅構内のテロ想定し実戦訓練

 中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)を前に、北京鉄道警察隊が9月30日、公安局訓練場で大規模な反テロ演習を実施した。警察の特殊部隊、爆発物処理班などが参加し、実践的な訓練が行われた。香港のニュースサイト、東網が2日伝えた。

 演習は暴徒数人が銃と刃物を持って駅構内に侵入、爆発物を仕掛けた上で、旅客数人を人質に警官隊とにらみ合っているという想定で行われた。

 警察は部隊を2手に分け、一隊が正面で暴徒とにらみ合う一方、一隊が駅建物壁面をよじ登り階上から突入。警官隊は銃撃戦で暴徒を射殺した後、人質を解放。爆発物処理班が突入して爆弾を除去した。事件発生から十数分で解決した。

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