豪首相、習主席と会談 両国関係前進で合意

25年7月16日中豪 オーストラリアのアルバニージー首相は7月15日、北京の人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談した。両首脳は、中豪包括的戦略パートナーシップが第2の10年に入ったことを踏まえ、関係をさらに前進させ両国民により大きな利益をもたらす方針を確認した。

 なお、今回の訪中で注目された豪ダーウィン港の経営権問題については、会談で言及があったか明らかにされていない。アルバニージー首相は14日も会談で自らこの問題を持ち出したかどうか明言せず、「オーストラリアの立場は非常に明確で、港はオーストラリアのものだと考えており、習近平もその点を理解していると確信している」と述べるにとどまった。

 習主席は「相違を認め、互恵協力を堅持することが両国の根本的利益に合致する」と強調した。アルバニージー首相は「近年、豪中関係は積極的に進展してきた。オーストラリアは中国との互恵協力を深めたい」と応じた。さらに「オーストラリアは一つの中国政策を堅持し、台湾独立を支持しない」と明言した。

 アルバニージー首相は「近年、豪中関係は積極的に進展してきた。オーストラリアは中国との関係を非常に重視し、平等に接し、相違を認め、互恵協力を深めたい」と応じた。さらに「オーストラリアは一つの中国政策を堅持し、台湾独立を支持しない」と明言。中国の発展はオーストラリアにとって極めて重要であり、「経済的デカップリングは決して求めない」と表明した。

◇出典

https://udn.com/news/story/7331/8873716?from=udn-catelistnews_ch2

https://www.chinatimes.com/realtimenews/20250716001544-260409?chdtv

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