
米ブルームバーグ通信は、党員採用率が約10%で米東海岸の名門私立大学群「アイビーリーグ」並みの難関と指摘。一方で不動産、テック、金融業界での雇用削減が進む中、中国の若者にとって党員資格の魅力はかつてなく増しているという。
今回公表されたデータによると、党員総数の前年比増加率は1.1%で、2023年の1.2%、2022年の1.4%、2021年の3.7%より低下している。中国共産党中央総書記で国家主席である習近平氏は2012年の執政開始以来、「量より質」を重視し、党員の増加率を「合理的に抑制する」よう繰り返し強調してきた。
全党員のうち女性党員は全体の30.9%。少数民族党員は773万4000人で7.7%。大専(短大)以上の学歴を持つ党員は5778万6000人で57.6%に上った。
年齢構成は30歳以下が1227万2000人、31~40歳が2223万9000人、41~50歳が1872万8000人、51~60歳が1805万8000人、61歳以上が2897万3000人。労働者・農民は全体の32.7%を占めた。末端党委員会は30万6000カ所、総支部33万カ所、支部461万4000カ所に増えた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202506300133.aspx
https://www.rfi.fr/cn/%E4%B8%AD%E5%9B%BD/20250630-%E4%B8%AD%E5%85%B1%E5%85%9A%E5%91%98%E6%80%BB%E6%95%B0%E5%B7%B2%E8%B6%851%E4%BA%BF%E5%90%8D-%E5%9F%BA%E5%B1%82%E5%85%9A%E7%BB%84%E7%BB%87525-0%E4%B8%87%E4%B8%AA