トランプ氏、米中は「うまくやっていく」  高関税は不可避

25年7月1日2 ドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)によると、トランプ米大統領は27日、フォックス・ニュースのインタビューで、米中関係について「中国とうまくやっていく」とし「それは良いことだ」と述べた。ただし中国は高関税を支払わなければならないとも強調した。

 トランプ大統領は最近、、中国による知的財産権の侵害、米国の通信システムへのハッキング、新型コロナウイルスをめぐる論争について問われ「世界はこういう仕組みで動いている。暗い世界なんだ」と述べた。

 現在進行中の米中通商協議について、トランプ大統領は「米国は中国とうまくやっていく」と発言。さらに、中国のレアアース輸出に関する最近の合意を評価し、「中国とうまくやることは非常に良いことだ」と述べた。

 ただし同時に、「われわれには巨大な貿易赤字がある。中国は高関税を支払うことになるし、彼らもそれを理解している」とも語った。

 フォックス・ニュースのインタビューでは、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」をめぐる進展についても言及。トランプ大統領は「買い手を見つけた」と語った。

 米国は2024年に成立した法律で、2025年1月19日までに字節跳動(バイトダンス)がTikTokの米国事業を売却完了するか、売却交渉で大きな進展を得なければ、TikTokは米国内での運営を停止するよう義務づけた。ただし、トランプ氏はこの期限をこれまでに3回延長している。現在の「売却しなければ禁止」措置の最終期限は9月17日に延期されている。

◇出典

https://www.dw.com/zh/%E7%89%B9%E6%9C%97%E6%99%AE%E6%88%91%E4%BB%AC%E5%B0%86%E4%B8%8E%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%9B%B8%E5%A4%84%E8%9E%8D%E6%B4%BD/a-73090301
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