米当局、中国人科学者2人起訴 有毒真菌の密輸容疑

25年6月9日真菌 有毒な真菌フザリウム・グラミネアルムを米国に密輸入しようとしたとして、米連邦検察官が3日、中国の科学者2人を起訴した。中国駐シカゴ総領事館は8日、米側関係当局から2人の中国人学者の拘束について領事通報を受けたのち、7日に館員がビデオ面会を実施したと発表した。台湾の中央通信社などが伝えた。

 米司法省によれば、33歳の女性と34歳の男性の中国人科学者2人が、フザリウム・グラミネアルムを米国に密輸入した疑いで3日に起訴された。同省によれば、2人は有毒真菌を使い、米ミシガン大学の実験室で研究を行う計画だった。

 米司法省によると、この真菌は科学文献で「潜在的な農業テロ兵器」に分類されており、人間や家畜に嘔吐、肝臓障害、生殖器の異常を引き起こす可能性がある。農作物にも甚大な被害をもたらし、年間数十億ドル規模の損害をもたらす恐れがある。

 米連邦検察官は、この真菌の密輸を「国家安全保障」の問題と表現。2人のうち女性科学者が中国共産党の党員であることを強調した。2人は「潜在的な農業テロ兵器」に指定される菌を米国中西部の中心地に密輸入しようとしたした疑いがあり、ミシガン大学の実験室を通じて計画を推進しようとした意図が明白だと述べた。

◇出典

https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E4%B8%AD%E5%9C%8B/60245861/%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E5%AD%B8%E8%80%85%E6%B6%89%E8%B5%B0%E7%A7%81%E7%9C%9F%E8%8F%8C%E9%81%AD%E8%B5%B7%E8%A8%B4-%E8%8A%9D%E5%8A%A0%E5%93%A5%E9%A0%98%E4%BA%8B%E9%A4%A8%E8%A6%96%E5%83%8F%E6%8E%A2%E8%A6%96-%E6%8F%90%E5%87%BA%E5%9A%B4%E6%AD%A3%E4%BA%A4%E6%B6%89

https://www.cna.com.tw/news/acn/202506080169.aspx

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