交差点の路面陥没 車2台転落、3人軽傷 河北

25年6月6日陥没 中国メディアの海報新聞によると、河北省邯鄲市の光明大街と水廠路の交差点付近で4日午後3時ごろ、路面が突然陥没し、2台の乗用車が穴に落ちた。邯鄲市城市管理総合行政執法局の同日夜の発表によると、乗用車の3人が負傷したがいずれも軽傷で、病院で手当てを受けている。

 当局は、地下の配管網からの漏水が路盤を侵食し、弱まったことが陥没の主因とされている。現在、道路の復旧作業が進められている。

 現場を映した映像によれば、車2台が穴に落ち、泥や砕石の中に突っ込んだ。白色のSUV(スポーツ用多目的車)が穴の底部に、灰色の乗用車がその上に重なるように停まっていた。2台ともエアバッグが作動した。
 中国では道路の陥没事故がしばしば発生。4月16日未明には、山西省長治市の国道で、路面が突然陥没し、穴を避けようとしたトラックなど車4台が互いに衝突。大型トラックの男性運転手ら2人が死亡した。
 昨年5月1日、広東省梅州市大埔県の梅大高速道路で路面が崩落して車23台が転落。52人が死亡、30人が負傷した。長時間の雨による地盤の不安定が原因とされた。
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