漢方薬材料採取場で山崩れ 3人死亡7人不明 チベット

25年6月3日山崩れ 中国メディアの極目新聞によると、チベット自治区昌都市丁青県の木塔郷羊塔村にある、漢方薬材料「冬虫夏草」の採取場で1日午後9時30分ごろ大規模な山崩れが起きた。当局によれば3人が死亡、2人が負傷、7人が行方不明となった。負傷者2人は病院に運ばれたが、命に別状はないという。

 現場では2日午後5時現在も捜索活動が続いた。当局によれば崩落した土砂は約20万立方メートルに達する。水利などの専門家は、現場で二次崩落の恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。

 山崩れの現場は、木塔郷政府の所在地から約30キロ、丁青県から約195キロ、昌都市政府から約415キロ。標高が高く気候が厳しい。特に夜は気温が低く、天候も不安定なため、捜索活動は困難を極めている。

 地元住民は「最近は非常に寒い」と述べており、厳しい自然環境が人命救助の妨げとなっている。丁青県応急管理局は「現在全力で救助作業を続けている」と強調した。被災地は冬虫夏草の採取期に当たり、標高の高い山間部に多数の作業者が集まり、テントに寝泊まりしながら作業していたとみられる。

◇出典

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