中国メディアの上游新聞などによると、北京市の北京首都国際空港で26日午後5時ごろ、同空港発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空（UA）889便が、離陸加速中に突発的な不具合に見舞われ、緊急停止した。複数のネットユーザーが発信した情報によると、消防隊がすぐに現場に到着し処置を行った。乗員乗客にけがはなく、同便は欠航となった。
乗客の1人は、加速中に右翼エンジンから火花が出るのが見えたと語った。ユナイテッド航空は、欠航の原因について「機械的な故障」としている。
別の乗客によると、飛行機が滑走路に入り加速を始めた。「10秒ほどで突然減速し始め、強いブレーキがかかった。主翼の上の板（スポイラー）が開いて、機体が不安定になって揺れた後に停止した」という。その後、消防車が到着し、消防隊が機体に何か液体を噴射した。
上游新聞が27日、ユナイテッド航空に問い合わせたところ、「エンジン火災」との一部報道については、「具体的なことは把握していない」と答えた。また、代替便を手配したとしている。
◇出典
https://export.shobserver.com/baijiahao/html/917848.html
https://www.stheadline.com/realtime-china/3459221/%E5%8C%97%E4%BA%AC%E8%81%AF%E8%88%AA%E5%AE%A2%E6%A9%9F%E8%B7%91%E9%81%93%E7%B7%8A%E6%80%A5%E7%85%9E%E5%81%9C-%E5%BC%95%E6%93%8E%E8%91%97%E7%81%AB%E6%B6%88%E9%98%B2%E5%B0%84%E6%B0%B4