貴州省で1日に2件の山崩れ 住民10人以上が孤立

25年5月23日災害 中国貴州省畢節市の大方県で22日、2件の山崩れが相次いで発生し、少なくとも10人以上が孤立している。1件目は同日午前3時ごろ、同県の長石鎮新建村で発生し、2人が取り残された。2件目は午前9時ごろ、同県果瓦郷慶陽村で起き、6棟8世帯が孤立している。現場は山の傾斜が急で、標高差も大きいため、救助は困難を極めている。

 新華社や中央電視台(CCTV)、紅星新聞などの複数の中国メディアが報じたところによれば、2件の山崩れは共に激しい豪雨があったで発生しており、雨が災害の直接的原因とみられる。

 貴州省気象局は5月21日夜、対流活動の活発化のため、貴州省各地で大雨が降るとの予報を出していた。山崩れ発生地域も豪雨の警戒区に含まれていた。

 中国政府の応急管理省は「国家地質災害4級」の緊急対応を発動し、現地に作業チームを派遣して救助などの指導に当たらせている。

 応急管理省によると、「国家地質災害4級」は4段階中最も低いが、現地の地形条件や気象状況を踏まえると、迅速な現場対応が求められる深刻な事態。現場では今後も雨の予報が続いており、2次災害への警戒も高まっている。

◇出典

https://www.stheadline.com/realtime-china/3457793/%E8%B2%B4%E5%B7%9E%E5%B1%B1%E6%B3%A5%E5%82%BE%E7%80%8919%E4%BA%BA%E8%A2%AB%E5%9B%B0-%E5%9C%8B%E5%AE%B6%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E7%81%BD%E5%AE%B34%E7%B4%9A%E9%9F%BF%E6%87%89%E5%95%9F%E5%8B%95

https://www.cna.com.tw/news/acn/202505220183.aspx

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