四川省宜賓市屏山県屏山鎮の工業団地内にある紡績工場で20日午前11時ごろ火災が発生した。ネット情報では、給与未払いのトラブルが原因で放火されたとみられる。地元警察は22日、27歳の男を現場で逮捕した。火災は約10時間以上にわたって続き、工場からは黒煙が数十メートルの高さまで立ち上ったが、死傷者は確認されていない。香港メディアの星島日報が伝えた。
ネットに投稿された出火当日の映像には、「午前11時から燃え続けて10時間以上になる」と語る女性の声が録音されていた。現場は入り組んでおり、火勢が強かったため、消防隊の進入は困難を極めた。
発生翌日の21日、工場責任者が貴州ラジオテレビ局の番組「百姓関注」に対し「他地域から複数の消防救援隊が応援に駆けつけているが、火は依然として消えていない」と述べた。
詳細な出火原因は引き続き調査中。ネット上では「従業員が1カ月分の給与を滞納され、抗議のため口論になった。刃物で相手を刺した後、ガソリンで布に火をつけた」とする発言が拡散。「けんかで1人が倒れた後、もう1人が倉庫に放火した」との情報も出回っている。地元当局からの正式な説明は出ていない。
◇出典
https://www.stheadline.com/realtime-china/3457528/%E5%9B%9B%E5%B7%9D%E7%B4%A1%E7%B9%94%E5%BB%A0%E5%A4%A7%E7%81%AB%E7%87%92%E8%B6%B3%E4%B8%80%E6%97%A5%E4%B8%80%E5%A4%9C-%E5%82%B3%E8%A8%8E%E8%96%AA%E5%93%A1%E5%B7%A5%E5%82%B7%E4%BA%BA%E6%B7%8B%E9%9B%BB%E6%B2%B9%E7%B8%B1%E7%81%AB%E6%9C%89%E7%89%87