習主席が「いじめで深刻被害」と米国批判

25年5月8日中露 台湾の中央通信社によると、中国の習近平国家主席はロシア訪問に出発した7日、ロシアの新聞に署名入り記事を発表し、第二次世界大戦終結から80年が経った今日、単独主義や覇権主義、いじめ行為が深刻な害をもたらしていると米国を暗に批判した。人類は再び「団結か分裂か」の岐路に立っており、歴史を鑑とし、あらゆる形の覇権主義と強権政治に断固反対すべきだと主張した。(写真はニュースを伝える聯合報のサイト)

 習主席はまた、記事の中で「台湾の中国への回帰」は第二次大戦の勝利の成果および戦後国際秩序の重要な構成要素だと強調。「台湾島内の情勢がどう変わろうと、外部勢力がどう妨害しようと、中国は最終的に統一され、必ず統一されるという歴史の流れは止められない」と述べた。

 台湾の聯合報によると、習主席は7日、4日間の訪問のためロシアに向け出発した。8日、ロシアのプーチン大統領と会談する予定。両首脳の接触は、今年に入り3回目となる。

 新華社によると、習近平主席はモスクワでの国賓訪問と、ロシアの「偉大な祖国戦争勝利80周年」の記念式典への出席にあわせて、ロシアのメディアに「歴史を鑑とし、共に未来を創る」と題する署名入り記事を掲載した。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202505070197.aspx

https://udn.com/news/story/7331/8724641?from=udn-catelistnews_ch2
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