米中高官、スイスで会談へ 相互関税の発動後初めて

 25年5月7日米中ドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)によると、米中両政府は、5月10日にスイスで両国高官が会談を行うと発表した。米国からはベッセント財務長官と米通商代表部(USTR)のグリア代表、中国から何立峰副首相らが出席し経済・貿易問題を話し合う。米トランプ政権が中国に相互関税を発動後、両国高官が公式に会談するのは初めて。

 ベッセント財務長官は、「これは将来の交渉の基礎を築くものであり、すぐに大きな貿易協定が締結されるわけではない。まずは緊張を緩和しなければ、前進できない」と述べた。中国商務省は7日、コメントを発表し、「世界の期待、中国側の利益、米国の業界および消費者の声を十分に考慮した上で、中国は米国との接触に同意することを決定した」とした。

 トランプ大統領は再就任以降、中国製品に最大245%の関税を新たに課すなど強硬姿勢を続けている。中国も125%の報復関税を実施。ベッセント財務長官は、米国が17カ国と貿易交渉中と述べたが、中国は含まれていない。

◇出典

https://www.dw.com/zh/%E7%BB%88%E4%BA%8E%E8%A6%81%E8%B0%88%E4%BA%86%E7%BE%8E%E8%B4%A2%E9%95%BF%E5%B0%86%E8%B5%B4%E7%91%9E%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E6%99%A4%E4%BD%95%E7%AB%8B%E5%B3%B0/a-72457999

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