名門病院医師不倫事件、女性研修医の資質問題に発展

25年5月2日女医 北京市の名門総合病院、中日友好医院の肖飛・副主任医師が不倫を告発された事件で、愛人関係にあるとされる女性研修医の学歴や資質への疑惑が浮上し、世論が騒然としている。中国国家衛生健康委員会(衛健委)の報道官は5月1日、関係者と調査チームを設置し、事実関係を確認すると表明した。台湾の中央通信社が中国メディアの情報として伝えた。

  不倫事件をめぐり、肖飛・副主任医師が、麻酔中の患者を放置し、女性研修医のために約40分間手術室を離れたとされる医療安全上の問題が発覚。また、女性研修医が、医科大学の北京協和医学院に入学した際の資格や経緯、病院での経歴に疑念が浮上している。

 女性研修医は、米コロンビア大学バーナード校の経済学部を卒業後、医学系でない経歴のまま、北京協和医学院の非医学系学士を対象とした医師養成課程(4+4MDプログラム)に進学した。

 研修医の博士論文は30ページと短く、婦人科画像をテーマにしながら指導教官は整形外科医だった。学位は内科、研修は胸部外科、現在は泌尿器外科勤務という異例の経歴も問題視されている。
  女性研修医の父は、国有建築研究機関、中冶建築研究総院の最高幹部、母は北京科技大学の副院長であり、この家庭背景がコネ入学への疑念を深めている。博士論文はすでに中国の学術サイトから削除された。

  新京報など中国の複数メディアが説明責任を求めており、衛健委の対応に国民の関心が集まっている。

https://www.cna.com.tw/news/acn/202505010055.aspx
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