
不倫事件をめぐり、肖飛・副主任医師が、麻酔中の患者を放置し、女性研修医のために約40分間手術室を離れたとされる医療安全上の問題が発覚。また、女性研修医が、医科大学の北京協和医学院に入学した際の資格や経緯、病院での経歴に疑念が浮上している。
女性研修医は、米コロンビア大学バーナード校の経済学部を卒業後、医学系でない経歴のまま、北京協和医学院の非医学系学士を対象とした医師養成課程(4+4MDプログラム)に進学した。
研修医の博士論文は30ページと短く、婦人科画像をテーマにしながら指導教官は整形外科医だった。学位は内科、研修は胸部外科、現在は泌尿器外科勤務という異例の経歴も問題視されている。
女性研修医の父は、国有建築研究機関、中冶建築研究総院の最高幹部、母は北京科技大学の副院長であり、この家庭背景がコネ入学への疑念を深めている。博士論文はすでに中国の学術サイトから削除された。
新京報など中国の複数メディアが説明責任を求めており、衛健委の対応に国民の関心が集まっている。
https://www.cna.com.tw/news/acn/202505010055.aspx