
報道によれば、事故当日は父子と父娘の計4人が河道で遊んでいたところ、水位が急激に上昇して取り残された。現場では約20~30人が自発的に救助活動に参加したが、流れが急で危険だった。
関溜村の河川敷は近年、ネットの人気スポットとなっているが、観光地として整備されていなかった。周囲の目撃者によれば、昭通衛生職業学院の警備担当責任者で軍隊出身の夏華さん(49)が「自分は水泳隊出身だ。救出に行く」と言い、自らロープを腰に結び上流から渡河、父娘を救助したが、自身は水を大量に飲んで倒れた。
澎湃新聞によると、現地では水力発電所の放水が原因との情報も出たが、魯甸県政府は「調査中であり、まだ断定できない」としている。
中国ではネット人気スポットでの事故が相次いでいる。2025年3月、内モンゴル自治区巴丹吉林砂漠でオフロード車が誤って500メートルの谷に転落し、3人死亡、1人負傷。24年10月には広西チワン族自治区南寧市の大聖山でハイキング中の22歳男性が転落して死亡した。23年8月には広東省汕尾市海豊県の蓮花山大東門付近の川で泳いでいた4人が、増水で流され死亡した。
◇出典
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https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20250426/bkn-20250426200027846-0426_00822_001.html