
記事の筆者はポーランド人の評論家マイケル・ペトレイアス氏。記事は、習近平氏が南シナ海の九段線をASEAN諸国に押し付け、国際法を無視して軍事施設を建設し、中国海警船で周辺国を威圧してきたと非難した。さらに中国は世界貿易機関(WTO)加盟時の約束を破り、自由貿易を標榜しながら多くの外資を排除してきたと述べた。
記事は、習近平の統治スタイルを映画「ゴッドファーザー」シリーズに登場するマフィアのボス、ドン・コルレオーネになぞらえ、いまになって被害を受けた国々に友好を求めるのは自己中心的だと非難している。
記事はさらに、中国の「一帯一路」政策による債務の罠や、安価な製品の輸出による他国の産業への打撃、ウクライナ戦争でのロシア支持など、中国の国際的な行動を批判している。
最後に記事は、「世界がトランプ大統領を嫌っているからといって、習近平氏が受け入れられるわけではない」と述べ、中国が過去10年以上にわたって他国に対して行ってきた行動は無視できないと強調している。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202504210317.aspx
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202504210317.aspx
https://www.worldjournal.com/wj/story/121474/8689719?from=wj_catebreaknews