
習主席のベトナム訪問は1年半で2回目。14日にハノイに到着した習主席の一行を、ベトナムのトー・ラム国家主席らが出迎え、チョン総書記が歓迎式典を実施。その後、両氏は正式に会談を行った。習は同日中にファム・ミン・チン首相、ブオン・ディン・フエ国会議長とも会った。
習主席はグエン総書記との会談で、一方的な覇権主義に共同で反対し、自由貿易体制とグローバルな供給網の安定を守ることが中越の共通課題だと強調した。会談後、両国は供給網、鉄道、航空、教育分野などに関する計45件の経済・貿易協力協定に調印した。
ロイター通信とベトナム通信社の報道によれば、ベトナムは中国の融資を活用し、両国間の新たな鉄道建設に合意。また、格安航空会社ベトジェットは中国商用飛機(COMAC)と覚書を交わし、C919型旅客機2機をリースし、国内線に投入することを決めた。さらに、ハノイ国家大学と北京の清華大学は「中越大学ネットワーク」に関する覚書に署名し、デジタル技術や教育分野での協力を強化する方針を示した。
◇出典
https://www.chinatimes.com/newspapers/20250415000712-260303?ctrack=pc_chinese_headl_p01&chdtv
https://udn.com/news/story/7331/8674827?from=udn-catebreaknews_ch2