中国科学船が豪州南岸航行 「スパイ船」と現地メディア

25年4月1日豪州沖 香港メディアの東網によると、中国の科学調査船「探索一号」が現在、オーストラリア南岸沖を航行中で、その航跡は海底ケーブルに近接している。オーストラリアのメディアは同船を「スパイ船」と呼び、軍事的な目的があると報じた。(写真は事件を伝える香港01のサイト)

 オーストラリアのアルバニージー首相は3月31日、「探索一号」の動向を監視していることを認めたが、中国の行動は国際法には違反していないと述べた。中国外務省の郭嘉昆副報道局長は同日の定例記者会見で、オーストラリア側に対し、状況を正しく受け止め、過度な憶測を控えるよう求めた。

 「探索一号」は全長94メートル、幅約18メートル。ニュージーランドのウェリントン周辺での共同探査活動を終えた後、直接中国に戻らず南下してタスマン海を通過。現在は南オーストラリア沖にいる。

 現地の報道によると、この船には合法的な科学研究と情報収集の「二重用途」があり、航路はオーストラリアの海底ケーブルに沿っており、地図の作成を行っている可能性がある。同船は深さ1万メートルまで潜れる小型潜水艇も搭載しているという。

 香港01によると、郭副報道局長は、3月31日の定例記者会見で、「中国は一貫して、国連海洋法条約を含む国際法に従って関連海域で正常な海上活動を行っており」と述べた。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20250331/bkn-20250331170252621-0331_00822_001.html

https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E5%9C%8B%E9%9A%9B/60225169/%E6%BE%B3%E6%B4%B2%E6%AD%A3%E7%9B%A3%E8%A6%96%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E7%A7%91%E8%80%83%E8%88%B9-%E6%8E%A2%E7%B4%A2%E4%B8%80%E8%99%9F-%E5%A4%96%E4%BA%A4%E9%83%A8-%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E6%BE%B3%E6%B4%B2%E5%8B%BF%E7%96%91%E7%A5%9E%E7%96%91%E9%AC%BC

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