尖閣周辺の緊張高まる 王毅外相の訪日中

 25年3月25日尖閣中国の王毅外相が日本を訪問中、日中間の尖閣諸島(中国名、釣魚島)周辺の緊張が再び高まった。24日現在、中国の公務船は4日連続で尖閣諸島周辺の領海に侵入し、その滞在時間は、日本政府が2012年9月に尖閣諸島を国有化して以降、最長記録を更新した。台湾紙の聯合報が共同通信の情報などとして伝えた。(写真は、事件を伝える聯合報のサイト)

 中国海警局は24日深夜に声明を発表し「中国海警は釣魚島の領海に不法に侵入した日本の船舶を、法に基づいて退去させた」と発表した。

 中国海警局の劉徳軍報道官によれば、21日~24日、日本の漁船「理恵丸」「第八琴海丸」「第八泰生丸」「善幸丸2号」が中国の釣魚島領海に不法に侵入し、中国の海警艦艇が警告の上で退去させたという。

 王毅外相は21~23日にかけて日本を訪問し、日中韓三国会談に出席したほか、石破茂首相、林芳正官房長官、二階俊博・自民党前幹事長、岩屋毅外相、岡野正敬・国家安全保障局長らと個別に会談した。

◇出典

https://udn.com/news/story/7331/8629712?from=udn-catelistnews_ch2

https://www.cna.com.tw/news/acn/202503250057.aspx

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