
毛副報道局長は「会議は中国外務省の馬朝旭次官が主催し、ロシアのリャブコフ外務次官、イランのガリブアバディ外務次官が北京に赴き、イラン核問題やその他の共通関心事項について意見交換を行う」と述べた。
シンクタンクのカーネギー国際平和基金のシニアフェロー、趙通氏は、中国が突然、会議を主催することについて「イラン核問題は現在、極めて重要な局面を迎えており、中国の戦略的利益にも関わる問題のため」と述べた。
台湾の聯合報によると、中国、ロシア、イランの三者は現在、オマーン湾周辺海域で合同軍事演習「安全の絆 2025」実施している。3国の海上合同演習は2019年以来5回目。中東の重要な石油輸送ルートに近い場所で実施されている。演習では海上目標の攻撃、臨検・拿捕などの訓練が行われた。
軍事演習は3月13日に終了する予定で、翌日には北京でイラン核問題に関する三者協議が開催される。軍事協力と外交の連携が深まることになる。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/zhengzhi/waijiao/2025/03/12/china-hold-talks-russia-iran-nuclear-issue/
https://www.cna.com.tw/news/acn/202503120220.aspx
https://udn.com/news/story/7331/8604198?from=udn-catelistnews_ch2