梅大高速道路の崩落事故で報告書 公務員32人を処分

 25年1月22日高速道路崩落中国メディアの北京日報などによると、広東省梅州市大埔県の梅大高速道路で昨年5月1日未明、道路が陥没して車23台が転落し、52人が死亡、30人がけがした事故で、広東省応急管理庁はこのほど、記録的豪雨と地形、道路の施工・管理の問題が重なったことが原因とする調査報告書を公表した。

 また、広東省の規律検査部門はこの事故に絡み、職務怠慢などで、4つの地方政府機関と公共事業体の公務員32人の規律違反を認定。組織と個人の双方に行政罰を課したと発表した。

 調査報告書によると、広東省では事故発生前、記録的な大雨が繰り返し発生。平均雨量が過去最多となった。また、陥没現場の地形が逆三角形の谷で、長雨の影響を受けやすく、地下水の水位が急速に上昇する。事故直前、道路の基礎が長時間水に浸かって軟らかくなったことや、地下水の圧力で路面を支える柱や壁が変形したことが、大規模な陥没につながった。

 また、高速道路建設の際、長時間の雨に対する危険性の認識が低く、地下水の危険に対する意識が薄かった。道路の保守も不十分で、危険除去のための日常活動も形式的になっていた。管理監督は、職責が重なり合い複雑で、十分な効果を発揮しなかった。

◇出典

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