TikTokが米サービス再開 米新法で前日に停止

 25年1月20日tektok米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などによると中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は19日、米国のユーザーに対しサービス再開を宣言した。TikTokは前日、新たな米連邦法でサービス提供が禁じられたばかりだった。20日就任したトランプ大統領は、法の執行を一時停止すると宣言していた。(写真はVOAのサイト)

 トランプ氏は、就任後に大統領令を出し、「TikTok」の中国の親会社に、米国で買い手を探すため時間を与えるとしていた。TikTokは19日、サービス再開を宣言するとともに、トランプ氏への謝意を表明した。

 台湾メディアの風伝媒によると、新法は親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)に、中国以外の所有者にTikTokを売却するよう要求。売却しなければ19日に米国でのサービスを停止すると定めた。

 これまでのところ、どの米国企業や資産家がTikTokを買収するかは不明。しかし、シンガポールに本社を置く運営会社の周受資CEO(最高経営責任者)が20日、トランプ氏の就任式に出席することが分かっている。

 ただ、米紙ニューヨーク・タイムズは、連邦議会を通過した法律がトランプ氏の決定で覆れば、重大な法律問題に発展する恐れもあると伝えた。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/tiktok-says-it-s-restoring-service-to-us-users-based-on-trump-s-promised-executive-order-20250119/7942557.html

https://www.voachinese.com/a/why-the-tiktok-ruling-is-a-victory-for-us-national-security-20250117/7941133.html

https://www.storm.mg/article/5312191

◇参考情報

米下院外交委、TikTok禁止法案可決=反対論も

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