
高官によれば、中国軍は急速に近代化しているが、迅速かつ断固として台湾侵攻を行うには課題が多い。これらの課題のため、中国軍は侵攻により生じる代償を受け入れられない。
報告書は182ページで、中国軍の各分野や軍種ごとに近代化の程度と能力を分析。過去1年間に中国当局は引き続き、中国軍をさらに効率的で一層の威嚇力を備えた、国家戦略のツールとすることに力を入れた。
エリー・ラトナー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)やマイケル・チェイス国防副次官補(中国、台湾、モンゴル担当)は、米シンクタンクの戦略問題研究所(CSIS)主催の座談会で、中国軍が急速に近代化しているものの、解決が必要な課題を抱えていると指摘した。
ラトナー国防次官補は「われわれは中国軍の課題解決の試みを評価することで、彼らが代償を受け入れられるか、短期間に迅速に台湾に侵攻する自信を持っているかを判断できる」と指摘。「台湾を侵攻する能力を備えていない」と語った。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/pentagon-officials-said-china-invasion-of-taiwan-not-imminent-as-dod-released-china-military-power-report-20241218/7906640.html