南京事件87周年、日本人学校の過半数が授業取りやめ

2024年12月13日南京事件 1937年12月13日の南京事件から87周年となる13日、中国の日本人学校の半数以上が授業を取りやめ、上海と北京ではオンライン授業に改めた。台湾の中央通信社が12日伝えた。(写真は中央通信社のサイト)

 中国では満州事変の93周年の9月18日、広東省深セン市の日本人学校の男子児童が路上で刺殺される事件が起きた。中国の反日意識はなお高く、南京事件の記念日を前に保護者に不安が広がっていた。

 日本のメディア関係者によると、在上海の日本総領事館は10月末、今年の12月13日には上海日本人学校の授業をオンラインに切り替えると通知した。北京の日本人学校もオンライン授業に改めた。また、中国の日本人学校の過半数の7校が12月13日の授業取りやめを決めた。

 在中国の日本大使館も6日、「12月13日南京事件についての注意喚起」を出し、この日が「中国人の反日感情が特に高まりやすく、日本人は特に注意する必要」があると指摘。周りに聞こえるような声量で、日本語を話すことを控えることなどを呼びかけた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202412120069.aspx

https://www.cna.com.tw/news/acn/202412120057.aspx

https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_00134.html
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