中国メディアの金羊網によると、広東省広州市の地下鉄会社、広州地鉄は8日夜、ホームに入る際の保安検査を強化すると通知し、朝晩のラッシュ時には通常より時間がかかるとして注意を呼びかけた。（写真は星島日報のサイト）
香港メディアの星島日報によると、広州地下鉄の各駅では長い行列ができ、ホームに入るまで25～30分かかっている。「地下鉄に10分乗るのに、１時間も保安検査で並ぶのは合理的だろうか」など不満の声が出ている。
利用客によると、１人ずつ機械で調べるほか、検査機を通過した荷物も1つずつ調べられる。飲み物や消毒液も取り出して検査されている。空の弁当箱も別にＸ線検査装置で点検するなど空前の厳しさだという。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によれば、広州市の法律家の1人は、中国社会は悪循環に陥っていると指摘。「経済が悪化するとともに、群衆による抗議活動や事件が増えている。それに伴い保安検査も厳しくなる」などと述べた。
ネット民の一部は「テロリストは保安検査を心配する必要はない。検査に行列する人々はさらに良い目標となる」などと書いた。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1817962156367569790&wfr=spider&for=pc
https://std.stheadline.com/realtime/article/2040453/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%BB%A3%E5%B7%9E%E5%9C%B0%E9%90%B5%EF%B8%B1-%E4%B8%80%E4%BA%BA%E4%B8%80%E6%AA%A2-%E6%93%BE%E6%B0%91%E6%83%B9%E6%80%A8%E6%B0%A3-%E4%B9%98%E5%AE%A2%E6%8E%92%E5%8D%8A%E5%80%8B%E9%90%98%E5%A7%8B%E5%85%A5%E7%AB%99-%E7%B4%99%E5%B7%BE%E9%83%BD%E8%A6%81%E6%9F%A5
https://www.rfa.org/mandarin/shehui/2024/12/09/guangzhou-subway-security-check/