遼寧や河北で海水逆流 大潮が影響、市街地冠水

2024年10月22日大潮 中国メディアの環球時報などによると、遼寧省盤錦市や営口市、河北省唐山市など渤海沿岸の各地で21日午後、大規模な海水の逆流が起き、市街地の多くが腰の高さまで冠水した。大潮の影響による自然現象だが、住民は「数十年間、経験したことのない規模」と話している。けが人の情報なない。(写真は星島日報のサイト)

 盤錦市の商店主によれば、21日午後には深さ十数センチまで海水が引き、深刻な影響は出ていない。この商店主は「毎年この時期は大潮となるが、今年は水位がまれにみる高さとなった」と話した。

 海水の逆流が起きたのは、遼寧省の盤錦、営口、大連、葫蘆島などの各市、河北省唐山市、天津市浜海新区など。営口市の住民は「朝7時に家の前が、深さ1メートルの海水で覆われた。これまで海水の逆流があっても、ひざぐらいの高さだった」と語った。

 中国中央気象台の専門家によると、大潮は旧暦の満月と新月の間に起きる。月が地球に及ぼす引力などにより、海面が上昇する。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1813515964706144225&wfr=spider&for=pc

https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/knowledge/tide/choseki.html

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