広州と深センでデング熱患者急増 1カ月で1600人

 中国メディアの第一財経によると、広東省の広州、深セン、江門の3市でデング熱患者が急増しており、最近1カ月の患者数は約1600人に上った。うち深センは最近の1週間の患者数が前週比で88.6%増えた。

 デング熱の患者数は広州が1121人、深センが473人、江門が385人。3市の患者数は広東省全体の3分の1以上を占めた。これまでのところ死者は出ていない。

 深セン市衛生健康委員会によると、同市の7~13日のデング熱患者は216人で、地元の感染者が209人。重症者と死者はいない。同市でデング熱患者が1週間に200人を超えたのは今年初めて。

 広州市の7~13日の患者数は436人。最近1カ月の患者数は1121人。全国で初めて、1カ月の地元感染者が1000人を超えた。近年では初めて重症者3人が出た。

 広東省全体でも最近の1週間のの新規患者が2005人で、2000人を突破した。うち地元感染者が1985人。重症者は4人。死者は出ていない。9月16日~10月13日の1カ月間の新規患者は5706人で、うち地元感染者が5673人だった。
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