違法な測量活動の外国企業2社摘発 国家安全省が発表

 2024年10月17日測量中国国家安全省は16日、自動運転技術の研究を名目に、中国で違法な測量活動を行っていた外国企業2社を摘発したと発表した。同省は2社の名前を明らかにしていない。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)がロイター通信などの情報として伝えた。(写真はRFAのサイト)

 同省によれば2社は、自動車多数を購入して高精度センサー「LiDAR(ライダー)」や全地球測位システム(GPS)、光学カメラなどを搭載。無資格のまま中国で測量を行った。

 外国企業2社は、中国企業に直接指示して多くの省で測量を行わせたほか、外国人技術スタッフを中国企業に派遣。測量の実地指導を行った上、収集したデータを海外に移転した。

 国家安全省によれば、2社が収集したデータの大部分は国家機密と確認されたため、同省などが捜査を行った。2社と責任者は法的責任を問われたという。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/zhengzhi/my2-state-security-ministry-claims-foreign-company-mapping-china-10162024153008.html

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