
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、中国政府が景気刺激策を相次ぎ打ち出したことから、中国の株式市場には個人株主が相次ぎ参入。国慶節連休(1~7日)明けの8日にも、連休前の上昇が続き市場に楽観的なムードが広がっていたが長続きしなかった。
9日の中国市場は、上海総合指数、前日終値比6.6%安で4年半ぶり下げ幅。深セン300指数は7.1%安、深セン成分指数は7.8%安。深センの新興企業向け市場「創業板」の指数は10.6%と二桁の下げ幅となった。
中国政府が一連の景気刺激策を打ち出したものの、世界銀行は8日、中国の経済成長率が今年は4.8%前後、2025年はさらに低下して4.3%前後になるとの予測を発表した。今後も中国経済の低迷が、東アジアと太平洋地区の経済の重しになる可能性が高い。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/china-s-runaway-rally-stutters-on-stimulus-uncertainty-20241009/7815853.html
https://www.voachinese.com/a/china-finance-minister-plans-briefing-as-investors-seek-stimulus-20241009/7816035.html
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/jingmao/jw-china-stock-holders-confront-volatile-market-10092024095755.html