
台湾の中央通信社によれば、米ニューヨーク・タイムズは、中国でビジネスする外国企業は、新疆の製品をボイコットする欧米の政策に協力する一方で、中国当局の圧迫に直面する板挟み状態に陥っていると報じた。
PVHはアパレルブランド「カルバン・クライン」や「トミー・ヒルフィガー」を展開し中国にも店舗がある。
中国商務省は、PVHが「新疆綿」をボイコットし、中国企業の利益を侵害したとして、過去3年間に中国製品に対する差別的な対応をしなかったか説明を求めた。同省はPVHが、同リストの対象に該当する疑いがあるとみている。
ニューヨーク・タイムズによれば、中国商務省の調査は、PVHが今後、新疆綿のボイコットを続けるかが焦点。中国政府が、新疆製品を避ける外国企業を容認しない姿勢を明確にしたとみられている。
在中国欧州連合(EU)商工会議所はコメントを発表し、「新疆での調達をやめれば中国政府と消費者の反対に遭う。調達を続ければ国際市場でマイナスの結果が出る」として外国企業が板挟み状態にあることを指摘した。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1811064518419765370&wfr=spider&for=pc
https://www.cna.com.tw/news/acn/202410080248.aspx
◇参考情報