中国の最新型原潜が沈没 当局は隠ぺい 米WSJ

 2024年9月27日原潜米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは26日、中国の最新式原子力潜水艦が今年5月末から6月初旬、湖北省武漢市武昌区の造船所で長江に沈没したと伝えた。中国政府は情報の隠ぺいを図り、沈没の事実を公表していない。(写真はRFAのサイト)

 米国は、原潜が沈没時、核燃料を搭載していたかどうかは確認していない。米国の非政府系の専門家は、搭載していたとみられると述べた。

 沈没したとみられる原潜は、国有造船会社の中国造船集団が建造したもの。今年5月末に長江沿いの岸壁に、出港準備のため停泊しているのが確認された。

 沈没後の6月始め、クレーン船多数が原潜を川底から引き上げる作業を行っているもようが、人工衛星の画像で確認できた。

 中国は2022年末現在、ディーゼル動力の潜水艦48隻と攻撃型原潜6隻を保有。原潜の建造場所の多様化を図っており、遼寧省の葫芦島市のほか武漢市の武昌造船所で建造している。

◇出典

https://www.wsj.com/world/china/chinas-newest-nuclear-submarine-sank-setting-back-its-military-modernization-785b4d37?mod=world_trendingnow_article_pos2

◇参考情報

中国ミサイル軍副司令が死亡=海外では自殺説も

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