中学校で集団食中毒 保護者が押し寄せ警察出動 河南

2024年9月13日食中毒 中国メディアの新京報によると、河南省三門峡市内の義馬市第一初級中学で11日、生徒多数が夕食後に嘔吐(おうと)や下痢など食中毒の症状を訴え病院に運ばれた。12日午前10時現在、治療中の生徒は11人。現地当局が合同調査班を立ち上げ原因の調査を始めた。(写真は東網のサイト)

 同中学校は寄宿制で、生徒は1日の食事を全部、食堂で摂っている。食物はすべて外部の業者が調理し配送している。生徒多数が食中毒になったとの情報で、保護者多数が学校前に押し寄せ、警察が出動して秩序維持に当たった。 

 保護者の1人は「子どもはこれまで何回も、学校の食堂のたまごが臭く、米飯とおかずもいやな臭いがして食べられないと訴えていた」と述べた。この保護者はやむなくパンと牛乳を差し入れえいていたという。

 同中学は12日、業者からの食事の配送を中止し、学校が独自に準備すると保護者に通知した。

 義馬市教育体育局は12日、生徒が食べた食材のうち、原因と疑われる大豆みそなどを、検査機関に送ったことを公表した。約1週間で結果が出る見通しだ。

 中国では学校食堂の食中毒がしばしば発生。今年3月には、中国広東省深セン市竜華区の竜華区実験学校小学部で、児童45人が昼食後に吐き気や下痢の症状を訴え病院に運ばれた。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1809968011492271283&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240913/bkn-20240913060504851-0913_00952_001.html

◇参考情報
タイトルとURLをコピーしました