中国が無人機撮影の尖閣影像放送、外務省が抗議

 中国中央テレビ局がこのほど、今年5月に沖縄県尖閣諸島で無人機が撮影したと見られる画像を放送し、外務省が抗議したことが分かった。日本の報道を引用し、中国紙・環球時報が6日伝えた。

 日本側は、無人機が日本領海に侵入した中国海警船の上空を飛んでいたため、領空侵犯と判断した。

 日本メディアが今年5月、無人機の飛行が軍事行動だと報じた際、中国外交部の華春瑩報道官は「無人機はメディアが空中撮影のため飛ばしたもので、軍事行動でない。釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国固有の領土で、中国海警船の行動は通常の公務執行だ」と述べた。

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