中国メディアの金融界によると、石油製品を運んだタンクローリーが、洗浄などをしないまま食用油を運搬していたことが発覚した事件で、国務院食品安全委員会弁公室や公安省などでつくる共同調査チームは、河北、天津、内モンゴル、陝西で調査を行い、食用油メーカー4社と物流会社3社の計7社に30万~286万元(約607万~5800万円)の罰金支払いを命じたと発表した。これまでのところ他に同様の事件は確認できなかったという。
調査チームによると、処罰を受けた物流会社のタンクローリー1台は、今年5月に石油製品35.91トンを運んだ後、洗浄しないまま同じ量の食用油を運搬。うち11トンを飼料用に販売した。別のタンクローリー1台は、31.86トンを運搬したが、うち29.38トンが流通に回った。ほとんどが内モンゴル・オルドス市内で売られていたという。
調査チームによると、処罰対象の食用油メーカー4社は、国有の食糧と食用油の備蓄会社、中国儲備糧管理集団傘下の三河匯福糧油集団(河北省三河市)、中儲糧油脂(天津市)などで、30万~286万元の罰金支払いを命じられた上、違法所得を没収された。
物流会社は、ケイ(刑のヘンにおおざと)皓源物流(河北省ケイ台市)など3社で罰金151万~192万元の罰金支払いを命じられた上、運送業の営業許可証を没収された。
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https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240826/bkn-20240826000119439-0826_00952_001.html
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