冠水した街路で通行人が感電死か=動画が拡散―河南

2024年7月24日感電中国メディアの瀟湘晨報によると、河南省鄭州市金水区で22日夜、大雨のため冠水した道路で歩行者が感電して死亡したと伝える動画がネット上で拡散した。街路の水位はふくらはぎの高さまであり、動画には倒れた被害者が水の中から引き上げられ、救急隊員から救命措置を受けるようすが映されている。(写真は星島日報のサイト)

 鄭州市公安局(警察)は23日、中国メディアの澎湃新聞に対し、死亡事故が起きたことを認めたが、まだ捜査中として死因が感電かどうかは明言しなかった。

 鄭州市金水区応急管理局も23日、瀟湘晨報に、同内の街路で通行人が倒れ病院に運ばれたことを認めた。ただ、同局は「漏電が原因かどうかを決めるには、さらに調べることが必要だ」と語った。

 地元紙の河南日報によると、22日は午後5時から8時、鄭州市中心部で豪雨が降り、気象当局が上から2番目の「オレンジ警報」を発令した。この間の鄭州市中心部の雨量は50ミリで、一部は100ミリに達した。

 中国では冠水した街路で、通行人が感電死する事故が時々発生している。2023年8月末には、江蘇省揚州市宝応県で、水で覆われた街路を歩いていた地元の夫婦が感電死した。同年7月にも、黒竜江省ハルビン市の冠水中の交差点で、高齢男性と孫が感電し負傷した。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1805337574174389147
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_28164344

◇参考情報
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