北朝鮮が3日、6回目の核実験を行ったことについて、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は同日、朝鮮半島の非核化を進めることなどで一致した。プーチン大統領は、3日開幕するBRICSサミット出席のため福建省アモイ市を訪れ、習主席と会談した。新華社が3日伝えた。
中国外交部は3日、北朝鮮が国際社会に広がる反対を顧みず、核実験を再び行ったことに断固とした反対を表明するとともに、強烈に非難するの声明を発表した。
台湾中央社によると、同サミットは3日開幕し、インドのモディ首相も同日、アモイ市に到着した。インドのメディアによるとモディ首相は5日、習主席と会談する。中印両国は、ブータン西部のドクラム(中国名、洞朗)で70日以上にらみ合いを続け、一時は首相がサミットを欠席するとの見方も出ていた。
中国寄りの海外中国語ニュースサイト、多維新聞網によると、北朝鮮は3日の核実験はBRICSサミットに対するけん制だとする論評を載せた。北朝鮮は5月、中国が一帯一路(シルクロード経済圏構想)国際協力サミットを開催した際もミサイル発射を行った。