
外交筋が10日明らかにしたところでは、すずつきは4日、中国側が実弾演習の実施を予告していた浙江省沖の中国領海に入った。中国側は退去を求めたがすずつきは加速しながら航行を続け、約20分後に領海を出た。
中国メディアによれば、中国外務省が11日に行った定例会見で、記者から海自護衛艦が中国領海内を航行したことについて質問が出た。
同省の林剣副報道局長は「外国軍艦が中国領海を航行する場合、中国政府の許可が必要だ。許可を得ていない外国軍艦は、中国側が法に従って対処する」と答えた。
中国の浙江海事局は2日、3日午前4時から5日午後6時まで、「軍事任務の遂行」のため15の海域の通行を禁じた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202407110272.aspx