海自護衛艦が中国領海に進入 中国外務省が抗議

2024年7月11日日軍 海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が4日、中国軍の演習を監視中、浙江省沖の中国領海に入った。中国外務省は11日、日本側に厳しく抗議するとともに、調査の徹底と再発防止を求めた。日本側は「技術的な誤り」と説明している。台湾の中央通信社が共同通信などの情報として伝えた。 

 外交筋が10日明らかにしたところでは、すずつきは4日、中国側が実弾演習の実施を予告していた浙江省沖の中国領海に入った。中国側は退去を求めたがすずつきは加速しながら航行を続け、約20分後に領海を出た。

 中国メディアによれば、中国外務省が11日に行った定例会見で、記者から海自護衛艦が中国領海内を航行したことについて質問が出た。

 同省の林剣副報道局長は「外国軍艦が中国領海を航行する場合、中国政府の許可が必要だ。許可を得ていない外国軍艦は、中国側が法に従って対処する」と答えた。

 中国の浙江海事局は2日、3日午前4時から5日午後6時まで、「軍事任務の遂行」のため15の海域の通行を禁じた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202407110272.aspx
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