三峡ダムが今年初の放流 長江上流で増水予測

2024年7月11日長江 中国メディアの中国日報網によると、長江上流で今後1週間に数回の増水が予想されるため、水利省長江水利委員会は10日午後2時と6時、三峡ダムの放流を行った。放流量は当初毎秒2万7000立方メートルで、段階的に3万1000立方メートルまで拡大した。三峡ダムがゲートを開いて放流を行うのは今年初めて。

 長江主流の上流域では8日以降、大雨が降り、三峡ダムへの流入量が毎秒3万立方メートル以上に達した。

 気象部門は10日、今後10日間、四川や重慶、三峡ダム周辺で大雨が続き、岷江や嘉陵江などの支流でも増水が見込まれると発表した。三峡ダムは7月中旬から増水し始め、12日前後には流入量が4万5000立方メートルとなる見通し。 

 長江水利委員会は、長江上流域の状況により、三峡ダムの放流量がさらに増えると判断。長江中下流域の洪水防止対策を十分に配慮し、極力、警戒水位を越えないよう放流を行うとしている。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1804241687565805840&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202407100327.aspx

◇参考情報

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