洞庭湖の堤防決壊、埋め戻し完了 排水に12日必要

 2024年7月9日洪水中国メディアの央視新聞によると、湖南省岳陽市華容県で決壊した洞庭湖の堤防で8日午後10時31分、埋め戻しの作業が完了した。集落や農地に残る水は約1億6400立方メートルで、排水に約12日が必要とみられ、復旧作業の開始までなお時間がかかりそうだ。(写真は東網のサイト)

 華容県の洞庭湖の堤防では5日午後4時ごろ水漏れが発生。2時間かけて水漏れ箇所をふさぐ作業を行ったが失敗し、約2億立方メートルの水があふれ、47平方キロメートル以上が冠水し、住民約7680人が避難した。

 専門家によると、あふれた水を一気に排水すると復旧した堤防の安全に影響するため、水位の低下は1日当たり30センチ以下にすることが必要という。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、堤防の決壊箇所は長さ226メートル。冠水した地帯の水の深さは5メートルに達する。

 水利の専門家によれば、湖南省では主要4河川から同時に水があふれたことに加え、初期に堤防の水漏れ箇所をふさぐ作業を失敗したことが被害の拡大につながった。当局はけが人などの人数を公表していないが、相当数に上る可能性があるという。
◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1804048824984814559&wfr=spider&for=pc

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1804055457775527481&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202407090022.aspx

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/hx-dongting-lake-dike-07082024075922.html

◇参考情報

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