広西柳州で大雨による山崩れ　湖南では幹部1人不明

　中国メディアの央広網などによると、広西チワン族自治区柳州市で7月1日、大雨により山崩れが発生し、民家19棟の63戸が倒壊し住民31人が被災した。他に37戸の117人が非難した。けが人の情報はない。（写真は東網のサイト）

　安徽と湖南でも大規模な水害が発生し、湖南省岳陽市では地方政府の幹部が1人が、乗っていた車ごと水に流され行方不明となった。車に同乗していた2人は助け出された。

　広西・柳州市では融安県板欖県で7月1日以降、24時間に155.8ミリの雨が降り、複数の村で山崩れが起きた。送電線は寸断され通信も途絶えている。

　安徽省では1日午後4時現在、黄山、宣城、安慶などで7市の36県で計約86万人が被災し、19万7000人が避難した。同日午後5時までに、長江主流の安徽省内の全線と、支流15本が警戒水位を超えた。

　湖南省岳陽市の平江県は、1954年以降で最大規模の洪水となった。平江県中心部の旧市街地は3分の1が水没。新市街地も半分が冠水して、メディアセンターが孤立し、記者や制作スタッフがボートで救出された。

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