日本人刺傷事件で重傷の中国人女性死亡

2024年6月25日日本人 中国メディアの光明網によると、江蘇省蘇州市で24日午後、日本人学校の送迎バスを待っていた日本人母子が中国人の男に刃物で襲われた事件で、襲撃を阻止しようとして重傷を負った、中国人女性の胡友平さんが26日、死亡した。 

 胡さんはバスの案内係で、車内に入ろうとした男を阻止しようとして刺された。蘇州市政府は胡さんに「正義のため勇気ある行動をした模範」との称号を贈った。日本人母子は1人は治療中、1人は退院したが、ともに命に別状はないという。

 けがした日本人の母によると、男が襲ってきた時、胡さんが止めようとして刺されて倒れ、その隙に息子とともに逃げた。

 別の目撃者によると、胡さんは先に男を引っ張り、後ろから抱きついたところ刺された。男は倒れた胡さんをさらに刺そうとしたところ、居合わせた市民とバスの運転手、駆けつけた警察官に取り押さえらえられた。

 この目撃者は「最初、男が止められていなかったら、もっと多くの人がけがしたはずた」と語った。
 蘇州日本商工倶楽部の関係者は事件について「とても残念に思うが、これは偶発的な事件だ。事件後、現地の政府は迅速かつ積極的に対応してくれた」などと述べた。

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