河南で10年ぶり干ばつ 淮河以北で最高気温40度

 中国メディアの中国新聞周刊などによると、河南省では10年ぶりともいわれる干ばつが続いている。同省気象局は20日、今後の1週間も雨が降る地域が限られ、干ばつが続くとの見通しを発表した。

 河南省は6月9日以降、高温が続き、淮河以北の大部分で最高気温が40度を超えた。同省は中国を代表する穀倉地帯で、食糧生産への影響も懸念される。

 河南省の4月下旬以降の平均降水量は26.6ミリで、例年より75%少ない。6月13日現在、同省の大部分の地域で、雨が降らない日が60日を超えた。省都鄭州市などでは70日を超えた。

 なお、河南省当局による人工降雨などの効果で、15~16日には省内各地で中程度以上の大雨が降った。18日には鄭州や開封が干ばつの緊急対応を解除したが、干ばつが緩和したと判断するのは時期尚早だという。

◇出典

https://www.inewsweek.cn/society/2024-06-20/22354.shtml

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1802376897923859430&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202406200222.aspx

◇参考情報

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