河南南陽で6人が犬に襲われけが　4月にも男児死亡

　中国メディアの経視直播によると、河南省南陽市新野県の住宅団地「文景苑」で10日午後4時ごろ、犬が複数の住民にかみついた。当局によれば子ども4人を含む6人がけがした。（写真は東網のサイト）

　けが人はまもなく狂犬病ワクチンの接種を受け、経過観察を受けている。犬は捕らえられ処分された。

　南陽市新野県では4月、男児が犬にかまれて負傷し、病院でワクチンの接種を受けたが、18日後に死亡した。

　10日の事件でけがした6人は、8歳児が3人、9歳児が1人、大人が2人。けがした子どもの母親は「犬は汚れ、リードは着けておらず、野犬にみえた」と述べた。この母親によると、先に4人がワクチンの接種を受け団地に戻った後、さらに別の2人がかまれたという。

　また、けがした大人の1人によれば、被害者は、犬の飼い主を探して、医療費などの支払いを求めるつもりだが、管理会社からは「犬が野犬かどうかを調べている」との回答があったという。

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