天津の物流団地が「ゾンビ化」 中国中央テレビ報道

 2024年5月30日天津中国中央テレビは28日、報道番組「焦点訪談」で、天津市浜海新区の物流団地「夏翔化工管材物流センター」が「ゾンビ化」していると伝えた。建設工事は2011年8月に始まったが現在も完成せず、未完成のまま放置された建物は100棟を超えるという。

 同センターは10年以上前、総額13億元(約281億円)を投じ、購買や保管、取引、決済が1カ所で行える現代的な物流拠点を建設するとして工事が始まった。着工当時、完成後は1000社近くに増えるとの見通しが報じられたが、現在も未完成で進出企業は1社もない。

 同センターには37万平方メートルもの土地が提供され、建設は13年も続いているが、実際は放置されている。 

 天津浜海新区では、鉱工業や倉庫用として供給されたが、予定を過ぎても工事が完了していない用地が130カ所あり、面積は計1100ヘクタールに上る。うち5年以上放置された用地は30カ所。40.4ヘクタールの広さを持ちながら、完成予定から10年以上経過している用地もある。

◇出典

https://tv.cctv.com/2024/05/28/VIDEHnTh6GkoBOwBPbJcBhBf240528.shtml?spm=C45404.PDzt747gf9Yc.EEoQCy1O5BTV.38

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1800374353362490862&wfr=spider&for=pc

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