
判決によれば白被告は、2014~18年、総経理などとしての地位を利用し、事業買収や融資で便宜を図った見返りに約11億元(約238億円)のわいろを受け取った。判決はわいろが巨額で国家に大きな損失を与えたと指摘した。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、華融グループは中国最大の政府系資産管理会社(AMC)の一つ。中国政府は1999年に、銀行の不良債権の売却先として、華融を含むAMCを4社設立した
中国華融国際控股は、華融グループの重要な「境外」の資金調達部門。親会社の中国華融資産管理は今年1月、中信集団(CITIC)が買収し、中国中信金融資産管理に社名を変えた。
中国で企業の最高幹部が死刑判決を受けるのはまれで、事実上の無期懲役となるケースが多い。ただ、華融グループの元トップ、頼小民氏は17億8800万元の収賄罪で21年に死刑判決を受け、同年、執行された。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1800288166654508915&wfr=spider&for=pc
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/my2-05282024111820.html
◇参考情報