集合住宅で爆発、4人死傷＝プロパンガス爆発か―ハルビン

　中国メディアの環球時報によると、黒竜江省ハルビン市香坊区で23日午前7時、集合住宅の1室で爆発があり、住民1人が死亡、3人がけがした。地元の消防などは、プロパンガスが爆発したとみて原因を調べている。

　消防などによると、事故が起きた1室でボンベ入りのプロパンガスが漏れており、同日朝、火をつけようした時に爆発した。死者はこの部屋に住む高齢者。けがした3人は同居の高齢者1人と子ども1人、隣室の高齢者1人だった。

　爆発で大きな音が響くとともに、コンクリート片が近くの高架道路上に落下した。事故が起きた集合住宅では、他の住戸でも窓ガラスが割れるなどの被害が発生。建物の周囲に駐車中の車多数も、がれきが当たり壊れた。

　集合住宅1階の商店主は「この建物には天然ガスの都市ガスは引かれていない。住民はボンベ入りのプロパンガスを使っている」と語った。