中国、台米日欧製の合成樹脂に反ダンピング調査

　台湾の中央通信社によると、中国商務省は19日、台湾と米国、日本、欧州連合（ＥＵ）製のポリアセタール（ＰＯＭ）樹脂に対する反ダンピング調査を行うと発表した。調査期間は来年の5月19日までだが、状況により6カ月延長できる。

　米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア（ＲＦＡ）によると、台湾で5月20日、台湾独立志向の頼清徳総統の就任式が行われるのを前に、中国が経済的な威嚇によって、新総統を支援しないよう台湾と欧米に警告を行ったとの見方が海外から出ている。